大ゴッホ展、当日券で行く人へ|混雑回避の体験レポート

大ゴッホ展 看板 アート/美術館/博物館

7月13日(月)、上野の森美術館で開催中の「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」に行ってきました。
結論から言うと、9時入場を選んだのは大正解でした🎨

チケットの予約方法や料金については、以前まとめた記事をご覧くださいね。
(→予約方法・料金まとめ記事へのリンク)

大ゴッホ展に行こうと思ったきっかけと私の気持ち

きっかけは昨年のこと。
「面白い展覧会はないかな」と調べていたときに、
《夜のカフェテラス》をテーマにした展覧会が開催されると知りました。

その瞬間から気になって仕方がなく、
東京開催の日程をスケジュール帳に書き留めていたほどです。

福岡開催で会期が延長したというニュースを見て、
「混雑はできるだけ避けたい」という気持ちが一段と強くなりました。
「せっかく出かけるなら、後悔したくない」。
そう思って平日休みを取り、朝の早い時間のチケットを購入しました。

大ゴッホ展、8時15分で50人待ち!

当日は曇りでしたが、気温は30度近くあり、開場前に外で待つ時間は正直こたえました。

美術館に着いたのは8時15分ごろ。 すでに50人ほどの列ができていました。
チケット購入済みの人と当日券希望の人が同じ列に並んでいて、
8時40分ごろに振り分けられる仕組みでした。

荷物は上野駅のコインロッカーに預けました。
8時台なら小さいサイズもまだ空いていますが、帰りの13時ごろにはほぼ満杯でした。
美術館の入場口にもコインロッカーがあり、開場すぐの時間なら空いているので、
そちらを利用するのもおすすめです。

良かったポイント①:ゴッホの意外な一面を知れた

展示は5つの章に分かれていて、見やすく整理された構成になっていました。

ゴッホと聞くと、
《夜のカフェテラス》や《ひまわり》のような明るい色彩を思い浮かべていた私。
でも、オランダ時代の作品はとても暗い色合いで、
そのギャップに驚かされました。

27歳から37歳までのわずか10年間で、これほど絵が変化するとは思っていませんでした。
画家たちの活動が盛んだった時代、さまざまな人や作品から影響を受け、
新しい技法を取り入れながら描き続けていたのだと、あらためて知ることができました。

会場にはゴッホが書いた手紙の一節も紹介されていて、
その言葉からは彼の人柄がにじみ出ていました。
とても勉強熱心で、真摯に創作と向き合っていたのだと感じました。

良かったポイント②:音声ガイドで作品がぐっと近くなる

せっかくなので、音声ガイドを借りました。
ゴッホの手紙の一節も朗読され、当時の状況や心境を知りながら鑑賞できたのが良かったです。

なかでも一番印象に残ったのは、オランダ時代の作品《織機と織工》でした。

代表作のような大胆な筆使いや鮮やかな色彩は、まだそこにはありません。
でも、画面いっぱいに描かれた織機の存在感に、なぜか目が離せませんでした。
ゴッホ自身が手紙に「織機の音がしない感じがして、後から人を描き足した」と
書き残していたと知り、織機そのものに魅了されていた熱量が伝わってきて、
胸が熱くなりました。

パリ時代に描かれた《ばらとシャクヤク》や《レストランの室内》も印象的でした。
画家アドルフ=ジョゼフ・モンティセリの厚塗り技法や、
印象派の鮮やかな色彩、ジョルジュ・スーラらによる新印象派の点描画。
そうした周囲の画家たちの影響を、貪欲に自分の中に取り込んでいく様子が見て取れます。

こうしてさまざまな技法を吸収しながら、
あのアルル時代の力強いタッチへとたどり着いたのだと思うと、
《夜のカフェテラス》を見る目も少し変わってきました。
一枚の名画の裏には、これだけの試行錯誤があったのだと知り、見入ってしまいました。

良かったポイント③:撮影の列がとてもスムーズ

入場後すぐに、《夜のカフェテラス》が展示されているエリアへ向かいました。

撮影エリアは、
床に描かれた蛇行線に沿って並ぶ仕組みになっていて、数秒ごとに前へ進みます。
誰かが独占することなく、順番がスムーズに回ってきました。

正直、撮影に必死になりすぎて、
肉眼でちゃんと見られていなかったことに後で気づきました。
もう一度列に並び直し、今度はカメラを下ろしてじっくり眺めました。
写真よりも、自分の目に焼きつけた時間のほうが、ずっと心に残っています。

ゴッホ 夜のカフェテラス 撮影

ミュージアムショップでは、アクリルチャームを購入しました。
ショップは展示室を出た先にある特設スペースで、
入場時にはチケットの確認があります。

10時半ごろに到着すると、5分ほど並んでの入店になりました。
入場制限をしているためか、ぎゅうぎゅうに混雑しているわけではありません。
ただ、どの商品棚にも誰かしら立っていて、
気になる商品をすぐに手に取れる状態ではありませんでした。

一方でレジは空いていて、あっという間に会計が終わりました。
みなさん商品選びにじっくり時間をかけている方が多いのか、
レジだけはスムーズだったのが意外でした。
ショップを出るころには、外に30人ほどの列ができていて驚きました。

ゴッホ アクリルちゃーむ
アクリルチャームは、すぐにカバンにつけてました。

鑑賞時間は約1時間30分、ショップで15分ほど。合計で約2時間の滞在でした。

まず《夜のカフェテラス》を先に撮影してから、
時代を遡るように会場を回るルートを選びました。

10時を過ぎたころ、最初のエリアである「バルビゾン派、ハーグ派」にたどり着くと、
すでに作品の前に列ができていて、人と人の間から鑑賞するような状態でした。

10時半には《夜のカフェテラス》前にも50人ほどの列ができていて、
10〜15分ほど待つことになりそうな様子でした。
早めの時間を選んで、本当に良かったと感じています。

行く前に知っておきたい注意点

オンラインチケットはすでに完売しているため、これからチケットを購入する方は当日券になります。
私が到着した8時15分の時点で、並んでいた人の半分以上は当日券目当てでした。
おそらく8時ごろから並んでいたのだと思います。

屋外での待ち時間が長くなる日もあります。
真夏日はハンディ扇風機や日傘など、暑さ対策をしっかり準備してください。

一方で、会場内はとても涼しいです。
1時間もいると肌寒く感じてくるので、羽織るものを一枚持っていくことをおすすめします。

まとめ

朝の早い時間を選んだことで、混雑をできるだけ避けて鑑賞できました。

手紙の言葉からゴッホの人柄に触れ、
オランダ時代からアルル時代への作品の変遷をたどってきたからこそ、
その先にある本物の《夜のカフェテラス》は、いっそう特別に感じられました。
あの瞬間は、忘れられない時間になりました。

これから行かれる方も、暑さ対策と羽織ものを準備して、
素敵な時間を過ごしてくださいね☕

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